安全に楽しむために

安全に楽しむために 安全に楽しむために
安全に楽しむために 決済について セキュリティ意識の
向上
不正行為 コミュニケーション
トラブル

安全に楽しむために ~決済・セキュリティ・犯罪予防~

オンラインゲームを安心・安全にプレイするためには、個人情報やアカウントの管理、決済や通信に関するセキュリティ等について正しい知識をもち、ルールを守って利用することが大切です。

決済について

オンラインゲームのプレイ料金

オンラインゲームをプレイするにあたり、どのような場面で料金の支払が必要かは、オンラインゲームサービスによってそれぞれ異なります。
どのようなときに、どのような料金の支払が必要かについては、ゲームをプレイする前に、ゲームの公式ウェブサイト(ホームページ)やオンラインゲームサービス事業者のウェブサイト等をご確認・ご理解いただいたき、そのうえでゲームのプレイを始めるようにしてください。

主なプレイ料金の例

オンラインゲームのプレイ料金の種類には、例えば以下のようなものがあります。

オンラインゲームのプレイ料金種類例

  • パッケージ販売:ゲームをプレイするためにゲームのパッケージソフトが必要な場合は、利用者はそのソフトの料金を支払う必要があります。
  • ダウンロード販売:ゲームをプレイするためにゲームのアプリケーション(アプリ)やソフトウェア(ソフト)のダウンロードが必要な場合は、利用者は、そのアプリやソフト、および、ゲームの追加要素となるコンテンツのデータ等を購入するために料金を支払う必要があります。
  • 期間課金:ゲームをプレイするために、一定の期間ごとにプレイ料金を支払う必要がある場合があります。例えば、ゲームをプレイするために1か月ごとにプレイ料金を支払う「月額料金制」 といったサブスクリプションモデルなどがあります。
  • アイテム課金:ゲーム内のキャラクター、プレイを有利にする機能のあるアイテム、使用するキャラクターの姿形を変えることができるアバターアイテム等を、料金を支払うことにより取得することができる場合があります。
    利用者が専用の有料ポイントを購入し、それを使ってアイテム等と引き換える場合がほとんどですが、ポイントを介さずに、料金を直接決済することでアイテム等を手に入れる場合もあります。

この他にも、これらを組み合わせた課金方式などがあります。

未成年者の決済

未成年者による過度な決済(家族に無断で多額のお金を使う等)を未然に防ぐため、JOGAは、「オンラインゲーム安心安全宣言」において明記することにより、決済前に年齢確認を行い、利用料金に上限を設ける等の対策をすることをJOGA会員企業に推奨しております。
年齢確認方法や利用料金の上限額は、オンラインゲームサービスによってそれぞれ異なりますので、詳しくはプレイするゲームの公式ウェブサイト(ホームページ)やオンラインゲームサービス事業者のウェブサイト等をご確認ください。
未成年者による課金トラブルを防ぐためのご家庭内での対策については、JOGAキャンペーンページ「子どものスマートフォン課金トラブルを防ぎましょう」をご確認ください。

未成年者のかたへ

保護者に無断でクレジットカードを使用することがないようにしてください。
家族のクレジットカードはもちろんのこと、ご自身で自由にできるお金であっても保護者の了承を得てから購入してください。
黙って決済をした場合でも、購入履歴や支払明細で保護者が確認することが可能ですので、気づかれるのも時間の問題ともいえます。

セキュリティ意識の向上

IDやパスワード、ゲームデータの移行用コード(引き継ぎコード、機種変更コード等、呼び名はゲームによって違います)を適切に管理しなかったり、あるいは端末自体の適切な管理を怠ったりしてしまうと、不正アクセスの被害に遭ってしまうことがあります。
不正アクセスの被害として、大切なゲームデータの盗難、アカウントの第三者への転売、有料アイテムの無断購入、金銭トラブル等が考えられ、これらに巻き込まれないよう、次の項目を参考に普段の管理・使用方法に注意しましょう。

アカウント(ID、パスワード、ゲームデータ移行用コード等)の管理

  • IDやパスワード、ゲームデータの移行用コードを他人に知られないように管理する
  • パスワードは、数字やアルファベット、記号を混ぜたできる限り長い文字列を設定する
  • IDとパスワードを同じものにしない
  • 複数のサービスで同じIDやパスワードを設定しない(使い回さない)
  • 他人が推測しやすいパスワードを設定しない(氏名、生年月日、電話番号、同じ文字や数字、
    キーボードの配列順、一般的な単語など)
  • パスワードやゲームデータの移行用コード(引き継ぎコード、機種変更コード等)を記述したメモは他人に見られないようにする

この他にも総務省が公開している対策方法についても参考にしてください。

端末(スマートフォンやPC)の安全管理

  • スマートフォンやPCのロック機能(パスワードやPINや指紋認証、顔認証等)を有効化する
  • ロック解除のパスワードをきちんと管理する(前項を参照)
  • 二要素認証(ワンタイムパスワード、使用端末登録、SMS認証、生体認証)を利用する
  • 未成年者の使用する端末でペアレンタルコントロールがONになっている場合はそれを無理に解除しようとしたり、端末やOSをクラッキングする手法を用いない
  • 特にPCにはアンチウィルスソフトの導入をしたり、OSのアップデートが配信されている場合はそれを更新し、ゲームソフトでセキュリティ対策のバージョンアップがある場合はそれを更新する
  • スマートフォンや小さなPC等の持ち運びできる端末は、肌身離さず持つようにする等、他の人の目の届く範囲で使用したり、安易に他人に使わせない
  • 紛失や盗難に遭った場合に備えて、予め対応方法(端末を探すためのOSの機能をONにする等)や携帯電話サービス会社(キャリア)やクレジットカード会社、警察等の連絡先を確認しておく
  • SNSやブログや動画配信等で、ご自身の個人情報が特定されてしまうような情報を発信しない

不正行為

オンラインゲームサービス事業者では、オンラインゲームサービス全体に被害が及んだり、多くのプレイヤーに迷惑をかけるおそれのある行為を不正行為として利用規約で禁止しています。
オンラインゲームサービス事業者では、利用規約に違反した行為を行ったアカウントについては、その利用を制限または停止する等の措置を行っています。ゲーム内で不正行為者を発見した場合は利用規約やそのゲームの通報に関するルールを参照するなどして、適切な対応をとってください。

不正行為の中でも「チートツールの作成や使用」は、利用規約において禁止されているのはもちろんのこと、違法・犯罪行為として逮捕されるケースもあります。
また、アカウントやデータの売買を目的とした「RMT(リアルマネートレード)」についても利用規約において禁止しているほか、これに起因して金銭トラブルや詐欺、データ盗難などの被害に遭うおそれがありますので、これらの行為は絶対にしないでください。
以下、チートツールとRMT(リアルマネートレード)について説明します。

チートツール

チートツールとは、ゲームをプレイするための正規のアプリケーションソフトウェアではなく、ゲーム進行を故意に変更したりデータを書き換えるプログラムです。
チートツールを作成することは、著作権(同一性保持権)の侵害や、電子計算機損壊等業務妨害罪といった法令違反となりうるため、警察が注意喚起する等の大きな問題となっており、オンラインゲームサービス事業者も、このようなチートツールの作成および使用を利用規約によって禁止しています。
以下はチートツールを使用したことによって生じる問題の一部です。絶対に使用しないようにしてください。

  • チートツールを装ったコンピュータウィルスの感染、ならびに、それによるIDやパスワード等の個人情報の漏洩および不正アクセス等二次被害の発生
  • ゲームバランスが崩壊することにより、オンラインゲームサービス事業者によるゲームサービスの中断や停止の判断
  • 他のプレイヤーから煙たがられ疎まれたり、他のプレイヤーに迷惑がかかる等、他のプレイヤーとのトラブル発生

RMT(リアルマネートレード)

オンラインゲームのアカウント、キャラクター、アイテム、ゲーム内通貨等を、オンラインゲームサービス事業者が許可していない方法で、現実の通貨と交換して取引する行為をRMT(リアルマネートレード)といいます。
以下はRMTによって生じる問題の一部です。絶対にRMTを行わないようにしてください。

  • 利用規約に反したことによるアカウント停止
  • 金銭詐欺やIDやパスワードの遣り取りに伴って発生するデータ盗難
  • 取引サイトを装った悪質なサイトからのコンピュータウィルスの感染、ならびに、それによるIDやパスワード等の個人情報の漏洩および不正アクセス被害の発生
  • ゲームバランスが崩壊することにより、オンラインゲームサービス事業者によるゲームサービスの中断や停止の判断

これらの状況や被害について、オンラインゲームサービス事業者は一切の責任を負うことはできません。また、利用規約違反で停止されたアカウントを復旧する等の救済対応もしておりません。犯罪被害に遭った場合はまず最寄りの警察にご相談ください。

チートツール使用やRMT等の不正行為をする悪質なプレイヤーを発見し、そのことをオンラインゲームサービス事業者に連絡する際には、可能な限り不正行為が確認できるスクリーンショットや動画を送信することで、オンラインゲームサービス事業者が状況を把握しやすくなりますのでご協力ください。

コミュニケーショントラブル(プレイマナーや、オフ会でのトラブル)

オンラインゲームでは、他のプレイヤーと交流を図り、プレイにおける感動や喜びを共有することができます。しかし、コミュニケーション中の何気ない行動や発言によって相手を傷つけてしまったり、時には利用者自身が嫌な思いをすることがあったり、場合によっては「犯罪」に巻き込まれたりする等のおそれもあります。オンラインゲームサービス事業者の利用規約やマナーを守り、安全に楽しくゲームをプレイしましょう。

コミュニケーション、マナー(プレイ内容、名称、発言など)については、以下をご参照ください。

  • 自分がされて嫌なことを相手にしないよう心がける
  • 身勝手なルールや考えを押し付けない
  • 自分の行動や発言に責任を持つ
  • ほかの人が不快に思うような発言をしたり、嫌がらせとなる名称をキャラクターやアイテムにつけない
  • 安易に個人情報(氏名や生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、SNSのアカウント等)を教えない

コミュニケーショントラブルの対処方法について

基本的には話し合いによる自己解決を試みてください。もし、強要や脅迫など犯罪に巻き込まれた場合には、最寄りの警察にご相談ください。

オフ会

利用者同士で呼びかけあって会合を持つ場合があります。多くは「オフ会」と呼ばれ、親交を深めるために開催されますが、トラブルに巻き込まれる可能性もありますので、以下を参考に充分に注意してください。

  • ご自身が未成年の場合には保護者の参加承諾を得る(場合によっては同席してもらう)
  • 未成年の場合は、オンラインで知り合った人と絶対に1:1では会わないようにする
  • オンラインゲームサービス事業者が主催するイベント等、安全に開催されるものに参加する
  • 法律や各自治体の条例などに違反しない。未成年者の飲酒・喫煙・深夜外出、出会い系、騒音、公序良俗に反することをしない、加担しない、持ちかけられても断る。

そのほか国民生活センターにてオンラインゲームの相談事例が公開されておりますので、併せてご参照ください。

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