生活の中のオンラインゲーム

生活の中のオンラインゲーム 生活の中のオンラインゲーム
ゲームプレイと
健康
ゲームプレイを
管理する
プレイ仲間やネット
コミュニティとの
関わり方
ご家庭での取り組み 時間と課金を
上手に制限

ゲームプレイと健康

オンラインゲームは、現在では多くの利用者の生活の一部として定着しつつあります。プレイをしていて楽しいだけでなく、適度なゲームのプレイはストレス解消や、集中力・認知能力の向上にも役立つことが様々な研究により報告されています。
近年では、屋外で楽しめる位置情報ゲームや、eスポーツ等が社会的にも認知されており、ゲームの果たす社会的役割は、テレビ画面の中だけだった時代を超えて、さらに生活と密接し、拡大していくことが見込まれます。
一方で、長時間・長期にわたってオンラインゲームのプレイにのめり込むことにより生活に支障をきたす等の問題が発生することもあり、世界保健機関(WHO)により、ゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」が国際疾病分類に追加されました。
JOGAでは、他の業界団体とも連携し、ゲーム障害に関する調査・研究を実証的に進めております。

健全なゲームプレイを楽しむために留意すべき点について以下に記載しますので、ご確認ください。

ゲームプレイを管理する

長時間連続して同じ姿勢でゲームをプレイすると、目や肩、腰等に疲れを感じることがあります。

ゲームをプレイする際は適度に休憩を取り、断続的なプレイであっても生活や健康に悪影響を及ぼさない範囲で、自己管理のもとプレイするようにしてください。

プレイ時間については次のことを心がけましょう。

  • 時間を決めてプレイする
  • スマートフォンやPC、ゲーム機の時間管理機能や同等の機能を持つアプリを利用し、プレイ時間を把握する
  • ゲームの前に、宿題や課題や家事など優先度の高い用事を先に済ませる
  • 目が疲れたり、体調が悪くなった場合はプレイを中止する

プレイ環境については次のようなことを心がけましょう。

  • モニターやスマホ画面からできるだけ離れてプレイする
  • モニターの明るさを調節し、明るい場所でプレイする
  • 適度に窓の外の景色を眺めるなど、目を休めることができる場所でプレイする
  • 正しく無理のない姿勢でプレイする

また、未成年者のお子様をお持ちの保護者の方は、未成年者によるゲームプレイの状況を適切に管理いただきたく、ご家庭での取り組み時間と課金を上手に制限『ペアレンタルコントロール』機能もご覧ください。

プレイ仲間やネットコミュニティとの関わり方

オンラインゲームの中には、他のプレイヤーとの関わり(対戦や協力)を楽しむものもたくさんあります。共にプレイをしている他のプレイヤーに悪い気がしてプレイを中断・終了しづらいということもあり得ます。
誰もが自分のペースでゲームプレイを楽しめるよう、お互いの生活や健康を気遣うことも大切なコミュニケーションの一部といえます。

ネットコミュニティとの関わり方については、次のようなことを心がけましょう。

  • 自分のペースにあったコミュニティを選択する
  • 他のプレイヤー、コミュニティのメンバーの生活に配慮する
  • 他のプレイヤー、コミュニティのメンバーへ過度な要求をしない
  • ゲームから離れてプライベートでの接触には慎重を期す

本ガイドの「安全に楽しむために」の「コミュニケーショントラブル(プレイマナーや、オフ会でのトラブル)」もご参照ください。

ご家庭での取り組み

過度にゲームプレイにのめり込むことを防ぐためにも、家庭でゲームプレイに関するルールを作ることをおすすめします。
とりわけ未成年者が利用することの多いスマートフォンのゲームアプリの場合、ゲームアプリの利用をきっかけに、ゲームプレイ動画やSNSをはじめとしたコミュニティへの参加等、ゲームを中心として総合的にスマートフォンの使用時間が長くなるケースも見られます。

年齢や学年に合わせたスマートフォンの利用方法について、ご家庭で話し合い、スマートフォンの利用時間や利用しても良いゲームタイトルやアプリ、コンテンツ等について、ルールを設け、日常生活に悪影響を及ぼさないよう適切な管理をしていきましょう。

また、作成したルールをどのくらい守れているかをご家庭で定期的に確認するためにも、スマートフォンで設定できる利用管理機能やアプリ(携帯電話会社が提供している「あんしんフィルター」等)を導入することもおすすめします。

例えば、以下のような内容について、ご家庭で話し合いましょう。

  • ゲームをプレイする時間・しない時間
    (例:プレイするのは〇時~〇時の間、〇時間以内・食事中、就寝30分前はプレイしない)
  • ゲームをプレイする場所・しない場所
    (例:保護者の目が届く場所、居間、食卓、トイレ、自室、ベッドの上)
  • 使用可能なゲームタイトル
  • 使用するゲーム内のコミュニケーション機能、使用時の約束ごと
  • 課金するか否か、月間の課金上限額、親に相談するタイミング
  • 保護者がゲームプレイ状況確認をするか否か、遠隔でのプレイ制限をかけるか否か
  • ルールを守れなかった場合の約束ごと
  • ゲームプレイの状況と利用のルールを一緒に確認し、振り返るタイミング

なお、JOGA、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)、一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)のゲーム関連4団体は、親子で決める“ゲームのやくそく”の大切さを訴求することを目的としたキャンペーン動画『ゲームのやくそく』を制作し、2020年5月21日(木)より公開しています。こちらもあわせてご参照ください。

『ゲームのやくそく』キャンペーンページ

時間と課金を上手に制限『ペアレンタルコントロール』機能

一般的に悪影響を及ぼすおそれがあるといわれる映像ソフト・ゲームソフト・Webサイト等を子供が閲覧・利用できないよう、保護者は技術的に制限をかけることができます。そのような制限やそのための機能、および、これら機能を提供するサービス等のことを「ペアレンタルコントロール」といいます。
青少年利用者の保護者の方におかれましては、こうしたサービスをぜひご活用いただき、お子様の日常生活に悪影響を及ぼさない健全なゲームプレイにお役立て頂きたいと考えております。

ペアレンタルコントロールを可能にする機能やアプリには、例えば、次のようなものがあります。

スマートフォン

【iOS】 スクリーンタイム
https://support.apple.com/ja-jp/HT201304

「ホーム」画面から「設定」アイコンをタップしてください
設定画面が表示されましたら、その中から「スクリーンタイム >」をタップしてください

次の手順を行うことで、子供が勝手に課金することがないよう制限できます。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201304#prevent-purchases

その他、様々なコントロールができますので、詳しくは以下を御覧ください。

【AndroidOS】 ファミリーリンク
https://families.google.com/intl/ja/familylink/

PC

携帯電話会社提供の機能

あんしんフィルター for docomo(NTTドコモ)
https://www.nttdocomo.co.jp/service/anshin_filter/

あんしんフィルター for au
https://www.au.com/mobile/service/anshin-filter/

あんしんフィルター(ソフトバンク)
https://www.softbank.jp/mobile/service/filtering/anshin-filter/

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