2021/12/03

ゲームビジネスを巡る景品表示法などを中心とした実務の基礎と最新動向解説セミナーを開催

JOGAは、不当景品類及び不当表示防止法第7条第2項の規定に基づく「事業者が講ずべき景品類の提供及び表示の管理上の措置についての指針」を順守するため、各社に対応を求められている景品表示法周知、教育研修について各社の研修を代行するという目的で景品表示法に関わるセミナーを毎年開催しています。

 

今年も消費者保護規制とゲームビジネスに精通した消費者庁出身の染谷隆明弁護士(池田・染谷法律事務所代表弁護士)にご登壇いただき会員向けにオンラインセミナーを開催いたしました。

 

下記より、講演概要をご覧いただけます。

 

 

■講演概要
1 ゲームビジネスと法規制の現在
(1)ゲームビジネスと景品表示法
(2)景品表示法の執行状況の現在
(3)景品表示法のトレンド分析
2 景品表示法の目的と概要
(1)景品表示法の目的
(2)景品表示法の違反行為は何か
(3)景品表示法の調査手続・調査主体
(4)景品表示法に違反した場合の措置
(5)適格消費者団体による差止請求と最近の判例
3 不当表示規制
(1)不当表示の判断方法
(2)打消し表示の実務
(3)不当な二重価格表示
(4)キャンペーン表示
(5)ゲームガチャ排出確率の表示
(6)キャンペーンの繰り返し・延長の表示
(7)ゲームのバナー広告と不当表示
(8)ゲーム実況・Youtuber・Vtuberと不当表示
(9)ステルスマーケティング・ネイティブアド
(10)ゲーム運用開発者と景品表示法の適用
4 景品規制
(1)景品規制の判断方法
(2)景品類の基礎(ゲームアイテムの価格、ボリュームディスカウント、ログインボーナスetc.)
(3)取引附随性の解説(オープン懸賞・ゲームイベントの留意点・セット販売etc.)
(4)コンプガチャと実務(ゲームルールの違い、コンプガチャ実例、コンプガチャ回避方法etc.)
(5)ポイントシステムの設計
(6)eSportsと賞金問題、風営法、賭博、ライセンスその他のイベント企画の問題点
(7)景品規制と資金決済法のオーバーラップ問題
5 景品表示法のコンプライアンス・ガバナンスとJOGAの役割
6 質疑応答

 

 

■登壇
染谷 隆明 弁護士(池田・染谷法律事務所 代表弁護士)
https://www.ikedasomeya.com/takaaki_someya